起こりやすいミス

●AEDのパッドは地肌に直接はりましょう!
AEDを一般市民が使用する際は、講習を受けなくてはいけないのでしょうか?
普通考えるとそんな気になりますよね。 ですが講習を受けていなくても使用することが許されています。
講習を受けたことがある人と受けていない人では、成功率に格段の差があるようですけどね。

AEDの講習を受けていない人が、起こし易いミスの中で一番多いのがパッドのつけ方だそうです。
本来、パッドは衣服を脱がせて肌に直接つけなくてはいけません。
しかし、講習を受けていない、使い方を理解していない人は衣服の上からパッドをつけるといったミスをおこしやすいのだそうです。
これは、本場アメリカで行われた実験でも報告されています。

特に、倒れている人が女性の場合、男性だと衣服を脱がすのに抵抗があると思います。
しかし、人命救助という点でいえば、躊躇している場合ではありません。

もしも周りに女性がいたら、見えないように人垣を作ってもらうのもいいでしょう。
衣服やカバンで隠せれるようなら、倒れている人に触れないように遮ってもらうことも可能ですね。
『パッドは肌に直接貼る』これを忘れないようにしましょう。

機種によって違いはあるかもしれませんが、一般的に使われているAEDと違って、
家庭用のAEDは親切に「衣服を脱がしてください」といったメッセージを流すものもあるようです。

また、焦っているとありがちですが電極の接続ミスも時間のロスにつながります。
しかし現在では、この接続ミスを防ぐために、予め本体につながれた状態でセットされているものも多いそうですから安心です。

除細動の処置は、まさに時間との勝負です。
冷静に行動出来るように、正しく使うための講習をより多くの方に受けてほしいです。

●AEDは子どもにも有効です!
当然ですがAEDを使うのは、大人だけではありません。
子供にも心停止状態になる可能性はないとはいえません。
実際に、野球やソフトボールのボールが当たったり、マラソン中に子供が心停止状態になった事例が報告されています。

2004年にAEDの一般人使用が認められたものの、当初は子供にAEDを使用することは認められていませんでした。
しかし、2006年からは子供にもAEDを使用することが認められています。

通常のAEDは大人用に作られていますから、子供に使うことは避けなくてはいけません。

では、子供と大人の違いは何でしょう?
大人用のAEDは、8歳以上もしくは体重が25㎏以上と定められています。
子供用のAEDは、1歳以上8歳未満で1歳未満の子供には使用することはできません。
さらに、電気エネルギー量も子供用のAEDは成人の3分の1になっています。

小児用のAEDが認められた現在では、多くの小学校や保育園にAEDが設置されるようになりました。
しかし、緊急の場合に小児用のAEDがなくても諦めないで下さい。
実は、緊急事態ですから大人用のAEDを使用しても法律上責任を問われることはないのです。
ただし、大人用の電極パッドを子供に使用する場合は、二つの電極パッドが重ならないように注意して下さい。

そもそも子供に使えるものなのか悩むことの方が多いでしょう。
この点はよく理解しておく必要があります。

最近は、大人用のAEDに子供用の電極パッドが一緒に入っているケースも多くなってきました。
未来ある子供の将来のためにも、多くの方がAEDについての関心や知識を増やして下さることを望みます。

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